【2024年10月の営業予定】
ABOUT マンディルについて
【事業内容】
・宿泊サービス
・登山・ランニングギア販売
・補給食などの販売
・アパレルウェア販売
・上記商品のネット販売
・イベント等貸しスペースサービス
・ガイディング、アテンド業務
・樹木伐採など森林施業
・各種媒体取材・執筆
・その他各種業務
【物件について】
取り壊される予定だった廃寺を再利用し、皆様の拠点となるよう整えました
この建物は「城雲山願入寺」と言い、浄土真宗大谷派のお寺でありました。
1924年(大正13年)に今の麦稈施設(町1番の巨大施設)にほど近い場所で「神威説教場」として設けられました。もうちょっとで100年になる歴史があります。
その後、維持困難となり1934年(昭和9年)に現在地の札弦町14番地へ移転。「札弦説教場」として建設されます。
「神威説教場」時代から寺子屋としての役割も担い、子供たちの教育の場としても機能していたそうな。
1955年(昭和30年)には「城雲山願入寺」として寺号公称の認可を受け、宗教法人として登録されます。清里町史の記録によると門徒さんは160戸いらっしゃいました。
そして1980年(昭和55年)に建て替えが行われ、現在に至ります。
当時月給13万円の時代に数千万円が必要で、門徒さんたちで怒号が飛び交うなど賛否両論となったそうです。
ただ、この地区に新たな顔ができるということで門徒さん以外の町民方々にも寄付をいただき、金融機関からも資金調達して無事建設、2年あまりで融資は償還したとのことです。
支えてくれたみなさん、すごい。
2021年(令和3年)にはすでに廃寺となっていたこの建物を取り壊す予定でしたが、ひがし北海道の観光やアクティビティの拠点となりうる当地で事業を計画していた、わたくし嶋田武志が再利用を企画し、門徒さんや管理法人であった斜里町の西念寺さんの快諾を経て修繕に着手。その間工事をお願いした業者さんのご協力やクラウドファンディング実施により99名ものパトロンから支援を得るなどして今般の開業にこぎつけています。
お手製の修繕ですが、昭和の雰囲気を残したこの物件を楽しんでいただけると幸いです。
当地区は何もないと言われており、確かにコンビニエンスストアは少し離れていますが、「道の駅パパスランドさっつる」は温泉とレストランを備えるほかテイクアウトの焼肉セットを用意してもらえたり、美容室にはなんと高濃度酸素カプセルがあり、実は小さなスナックがあったり、7月から9月には同じ通りに養蜂家が来て地元産のはちみつが買えたりするので、地区全体でなかなかな機能を有しております。当店舗だけでなくこの地区自体をひとつのホテルとして見ていただければ一層楽しむことができます。もちろん雄大な景色も。
地元斜里岳や神の子池・さくらの滝をはじめ、知床国立公園・阿寒摩周国立公園・網走国定公園などの景勝地やJR釧網線・女満別空港・中標津空港の中間に位置し、登山・サイクリング・ランニングのほか多彩なアクティビティを楽しむことができるこの地の拠点としてご活用ください。
札弦商會 代表店主 嶋田 武志
代表店主 嶋田 武志
何を思ったかコロナウイルス全盛の時期に起業を企てた北海道長万部町出身の男。
実家のある札幌市から妻の故郷である知床は斜里町の隣町、清里町に移住。
山子(木こり)として生計を立てトレイルランニング、ロードバイク、クロスカントリースキーをたしなみながら日々を過ごし遊び惚けていた名もなき一般人。自分の山遊びにとどまらず、多くの人にこの地の楽しさを享受しようとお店を設立。
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